日本人なら誰もが知っている怪談「トイレの花子さん」や「口裂け女」、「四谷怪談」のお岩、そして「皿屋敷」のお菊を題材に、ハワイ出身のジェイソン・Ｋ・ラウ監督の手によって、新たなジャパニーズ・ホラーが誕生した。主演は、Huluドラマ「ランナウェイズ」でメインキャストを務めた日系アメリカ人岡野りりか。怪談パートには、海外ドラマ「TOKYO VICE」に出演の伊藤歩のほか、アヤカ・ウィルソン、遠海まりこ、山本真理、玄理といった実力派日本人キャストが出演している。

ハワイでのキャンプ旅行中、アート系大学に通う３人の学生がある賭けをする。「誰が一番怖い話をできるか？」。そして、3人はキャンプファイヤーを囲みながら、ゲームアプリ「ストーリー・ゲーム」の指示に従い、順番に怖い話を始める。チカは日本の女子高生のいじめから起きる悲劇。ジェームスは通勤電車で出会った魅惑的な女性に心を奪われたサラリーマンの物語。ニコルは江戸時代を舞台にした、女中に嫉妬する妻の悲しい末路を語る。3人が勝敗を決めようとしたとき、思いもよらぬゲーム参加者によって、ハワイでの一夜はさらなる恐怖に包まれることになる。

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