原作は、山本崇一朗による同名の人気コミック。隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。どうにか高木さんにからかい返そうと策を練るもいつも見透かされてしまい失敗。そんな2人の日常を描いたストーリーが人気となり、シリーズ累計1,200万部超を記録している。

本作は、原作から10年後の2人を描く。監督は、「愛がなんだ」（2019年）、「街の上で」（21年）、「ちひろさん」（23年）、「アンダーカレント」（23年）など、数多くの作品を手がけ、恋愛映画の名手として名高い今泉力哉。高木さんを演じるのは、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」（18年）のヒロインや、「マイ・ブロークン・マリコ」（22年）、「母性」（22年）で主演、「こんにちは、母さん」（23年）では、第47回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した永野芽郁。そして西片を「仮面ライダーゼロワン」の主人公に抜擢され、TBS系「フェルマーの料理」（23年）のW主演、「交換ウソ日記」で第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、24年も「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」に出演している高橋文哉が演じる。

とある島の中学校で、隣の席になった高木さんに、何かとからかわれてしまう西片。どうにかしてからかい返そうと策を練るも、いつも失敗。そんな毎日を過ごしていた2人だったが、ある日離ればなれになってしまう。それから10年。母校で体育教師として奮闘する西片（高橋文哉）の前に、高木さん（永野芽郁）が教育実習生として突然、現れた。「西片、ただいま」。10年ぶりに再会した二人の、止まっていた時間と、止まっていた〝からかい〟の日々が、再び動き出す。

©️ 2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会　©️ 山本崇一朗／小学館