元キャスティングディレクターと演技コーチの経歴を持つ、2人の監督による長編デビュー作。オーディションで数千人の子どもたちと向き合った経験をもとに描かれた本作は、「PLAN 75」(早川千絵監督)や、「Rodeo ロデオ」(ローラ・キボロン監督)、「青いカフタンの仕立て屋」(マリヤム・トゥザニ監督)などの有力作品を抑えて、第75回カンヌ国際映画祭ある視点部門最優秀作品賞を受賞した。
ある夏の日、フランス北部の荒れた地区を舞台にした映画が企画され、地元の少年少女を集めた公開オーディションが開かれる。選ばれたのは、異性との噂が絶えないリリ(マロリー・ワネック)、怒りをコントロールできないライアン(ティメオ・マオー)、心を閉ざしたマイリス(メリーナ・ファンデルプランケ)、そして出所したばかりのジェシー(ロイック・ペッシュ)の4人のティーンエイジャーたち。出来上がったシナリオは、彼ら自身をモデルにした物語だった。なぜ問題児ばかりが主役なのか? 監督の狙いとは? 住民たちが訝しむなか、波乱に満ちた撮影が始まり、予想外の展開が訪れる。
「最悪な子どもたち」©Eric DUMONT - Les Films Velvet
公開日: 2023年12月08日
最悪な子どもたち
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原題:Les Pires/The Worst Ones
2021年 /フランス /100分
配給 :
公式サイト: https://www.magichour.co.jp/theworstones/
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