2007年に実際に起きたタリバンによる韓国人23名の拉致事件を下敷きにした本作。監督は「提報者　～ES細胞捏造事件～」（2014年）のイム・スルレ。ヨルダンでの大規模撮影によってスケール感と、緊迫感溢れるサスペンスドラマを作り上げた。また、韓国を代表する俳優、ファン・ジョンミンとヒョンビンが初共演。人質救出の交渉役として派遣された厳格なエリート外交官には、「哭声／コクソン」（16年）や「ただ悪より救いたまえ」（20年）のファン・ジョンミン。手段を選ばない現地の工作員を大ヒットドラマ「愛の不時着」のヒョンビンが演じる。

アフガニスタンで、タリバンによる韓国人23名拉致事件発生。彼らは刑務所に収監されているタリバン戦士の釈放を要求、それが叶わない場合は、人質を全員処刑すると声明を出す。与えられた猶予は24時間。韓国政府は直ちに外交官のチョン・ジェホ（ファン・ジョンミン）を派遣、チョンはアフガン外務省に釈放を要請するが拒絶される。情報院も動き出し、工作員パク・デシク（ヒョンビン）がアフガンのフィクサーに交渉するが、あと一歩で決裂。チョンとパクは不本意ながら手を組むことになる。迫るタイムリミット、2人が命をかけた最後の交渉とは。

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