日韓合作ホラー映画「オクス駅お化け」(2022年)の脚色や「覗き屋」(22年)の脚本を担当したキム・スインの長編映画監督デビュー作。娘に執着する母ヘヨンを演じるのは、テレビドラマ「ストーリー・オブ・マーメイド」や「妻の誘惑」などの主役を務めたチャン・ソヒ。娘ユリをモデルとして活躍した後、Netflixシリーズ「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」のカン・アンナが演じる。
優等生の高校生ユリと誰よりもユリを愛する母親ヘヨン。2人は周囲からは理想の母娘と羨ましがられていた。しかし、実はユリは母へヨンの度を過ぎた教育と執着に長年悩まされていた。ある模擬試験の日、登校せず姿を消したユリは、キャンプ場で遺体となって発見される。捜査に乗り出したオ刑事は、自殺の可能性が高いとみていたが、ヘヨンは頑なに認めようとしない。逆に担当教員ギボムを疑い裁判を起こす。事件は徐々にヘヨンの歪んだ母性愛が浮かび上がり、やがて衝撃の真実が露わになる。
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公開日: 2024年04月05日
毒親<ドクチン>
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原題:독친/Toxic Parents
2023年 /韓国 /104分 /R15+
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