チェコの近代絵画やシュルレアリスムを牽引したトワイヤン(本名:マリー・チェルミーノバ)。トワイヤンという通称は、仏語で「市民」という意味の単語「citoyen」に由来する。人一倍の好奇心と探究心を持つ彼女は、大戦や共産党政権の台頭など激動の時代の中、芸術活動に取り組み、独自の表現方法を切り拓いた。サーカスや遊園地など娯楽のスケッチから始まる画家の道、画家・詩人のインジフ・シュティルスキーとの協業、「人工主義」の標榜、エロティシズムへの傾倒、シュルレアリスムへの接近、ブルトンやエリュアールらとの親交など、彼女の人生と表現について掘り下げていく。
1924年10月のアンドレ・ブルトンのシュルレアリスム宣言から100年。シュルレアリスムの深遠なる世界を、シュルレアリスム映画の名作と主要人物にフォーカスしたドキュメンタリー作品で紐解く「シュルレアリスム100年映画祭」(2024年10月5日よりユーロスペースほか全国順次開催)にて日本初公開。
公開日: 2024年10月04日
トワイヤン 真実の根源
監督 :
出演 :
原題:Toyen, the origin of truth
2014年 /フランス、チェコ /93分
配給 :
公式サイト: https://trenova.jp/surrealism100/
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