原作は、全米で150万部以上の売り上げを記録しているエイモア・トールズの同名のベストセラー小説。ロシア革命から第二次大戦後にかけてのロシアで最も激動の時代を描く本ドラマシリーズの主人公アレクサンダー・ロストフ伯爵を演じるのは、「スター・ウォーズ」シリーズでのオビ＝ワン・ケノービ役をはじめ、「トレインスポッティング」（1996年）や「ムーラン・ルージュ」（2001年）、「プーと大人になった僕」（18年）など、数多くのヒット作に出演しているユアン・マクレガー。

革命で爵位を奪われたアレクサンダー・ロストフ伯爵（ユアン・マクレガー）は、なんとか処刑を免れたものの「一歩でも外に出たら死刑」という無期限の軟禁刑に処せられる。彼は、暮らしていたモスクワの一流ホテル・メトロポールのスイートルームを追放され、ホテルの狭小な屋根裏部屋で30年以上に渡る軟禁生活を送ることを余儀なくされる。そんな不遇を乗り切るために彼が選んだのは、「紳士の流儀を貫くこと」。屋根裏部屋で貴族としての矜持を失わず新たな生活を築いていくロストフ伯爵は、やがてホテル内を熟知する少女ニーナ（アレクサ・グッドール）や、ロシアのトップ女優アンナ（メアリー・エリザベス・ウィンステッド）らと出会い、絆を深めながら友情や家族、愛の価値を見出していく。

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