原作は、超不運体質な男子高生と心配性な女子高生をはじめとするクラスメイトたちの日常を描く田村結衣の人気ラブコメ漫画 「矢野くんの普通の日々」（「コミックDAYS」連載）。「午前０時、キスしにきてよ」（2019年）や「なのに、千輝くんが甘すぎる。」（23年）など胸キュン作品を数多く手がけてきた新城毅彦監督がメガホンをとった。

主人公の超不運体質の高校生・矢野くんを演じるのは、ダンス&ボーカルグループFANTASTICSのボーカルとして活躍する一方、「HiGH&LOW THE WORST X」（22年）や「劇場版 美しい彼〜eternal〜」（23年）など、ドラマや映画に活躍の幅を広げている八木勇征。共演は、ポカリスエットのブランドCMキャラクターのヒロインに抜擢され、本作が実写映画初出演となる池端杏慈が、矢野くんをほっとけなくなる超心配性なクラス委員長・吉田清子（よしだきよこ）を演じる。そんな吉田さんに思いを寄せるスポーツ万能な学校一のモテ男子・羽柴雄大（はしばゆうだい）役を、7人組男性アイドルグループTravis Japanのメンバーで、本作が映画初出演となる中村海人が演じる。さらに、白宮みずほや伊藤圭吾、新沼凜空、筒井あやめらフレッシュなキャスト陣が出演している。

心配性なクラス委員長・吉田さんは、毎日、なぜかケガまみれで登校してくる矢野くんのことが気になって仕方がない。実は矢野くんは、超がつく不運体質で、そのため〝普通の高校生活〟が送れずにいた。そのことを知った吉田さんは矢野くんの全力サポートを決意。一緒に過ごすうちに、矢野くんのピュアでまっすぐな言葉に惹かれていく吉田さんだったが、矢野くんにも生まれてはじめて〝恋〟の感情が芽生えていた。