東京オリンピック2020のボクシングスーパーヘビー級決勝戦で、アメリカのリチャード・トーレス選手を破り、金メダルを獲得したウズベキスタンの国民的英雄バホディル・ジャロロフ選手の挑戦と闘いを描く。ウズベキスタン制作作品として初めての日本公開となる本作の監督は、タシケント国際映画祭特別招待作品「ガードカム」(2019年)のアククロム・イサコフ。主人公のジャロロフを演じるのは、ウズベキスタンで絶大なる人気を誇るダボン・オビドフ。さらにウズベキスタンの国民的俳優ボイル・ホルミルザエフが父イサミディン役を演じる。日本パートでは、、「キングダム」(19年)や「キングダム2 遥かなる大地へ」(22年)、連続テレビ小説「まんぷく」など、数々の話題の映画やドラマで活躍する加藤雅也や、「ソローキンの見た桜」(19年)や「ハチとパルマの物語」(21年)と、日露合作映画に出演しロシア語にも堪能な山本修夢が出演する。
ウズベキスタンの美しい農村出身の青年ジャロロフは、家族のために天性の恵まれた体格を活かしボクシングのスーパーヘビー級の道を選ぶ。しかし、活躍を期待されたリオデジャネイロオリンピックで惨敗し、代表の座を追放されてしまう。「敗者とは倒れた者のことではない。立ち上がれなかった者のことをいうんだ」。ジャロロフは、父の教えを胸に再起を図り快進撃を遂げるが、周囲では嫉妬や陰謀が渦巻き、対戦国からは妨害工作をされてしまう…。
公開日: 2024年11月07日
草原の英雄ジャロロフ~東京への道~
予告編を見る:
監督 :
出演 :
脚本 :
プロデューサー :
アソシエイトプロデューサー :
2024年 /日本、ウズベキスタン
配給 :
公式サイト: https://yengilmas-movie.com/
新着記事
自分の過去が暴かれるかもしれない恐怖を描くスリラー「ディスクレーマー 夏の沈黙」
高倉健没後10年「緋牡丹博徒 二代目襲名」をZ世代ライターが見た「強烈なインパクトを残す主役級の『瞳』」
東京国際映画祭を変えた安藤裕康チェアマンは元外交官にして「銀髪の映画青年」だった
二宮和也、莉子ら新キャストを得てパワーアップ! タイを舞台に事件を追う「インフォーマ -闇を生きる獣たち-」