シリーズ第9作で、原作は過去何度か映画化されている火野葦平原作「花と龍」。玉井金五郎(高倉健)は親友・太田(二谷英明)のもとで沖仲仕を初め、しばらくして同僚の妹・マン(星由里子)に惚れて世帯を持ち玉井一家を立ちあげた。そんな頃、金五郎は刺青師のお京(藤純子)と再会し、背中に見事な刺青を彫る。やがて伊崎(天津敏)が牛耳る協同組合は荷主を脅して仕事を独占しようとする。金五郎は太田の加勢を得て、伊崎を倒した。(追悼特別展「高倉健」図録より)
日本侠客伝 花と龍
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1969年
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