水平線
「無情の世界」(2023年)を企画・プロデュースした小林且弥の長編映画初監督作品。「凶悪」(13年)で俳優として共演し、意気投合したピエール瀧とタッグを組んだ本作は、震災に見舞われた福島を舞台に、大切な人を突然失ったことで、立ち止まったままでいる親子が、ある遺骨をめぐって葛藤し、ゆっくりと向き合っていく姿を描いた。ピエール瀧は、震災で妻を失い心に傷を抱えた散骨業を営む主人公・井口真吾を演じる。真吾の一人娘の奈生を、「青葉家のテーブル」(21年)の栗林藍希、さらに、足立智充、内田慈、押田岳、円井わん、渡辺哲ら実力派キャストが共演する。 震災で妻を失った井口真吾(ピエール瀧)は、生活困窮者や高齢...
製作年 2023年 監督:小林且弥