高校生がでコロナ禍真っただ中に起立性調節障害の実話を映画化!「今日も明日も負け犬。」の原作本が涙の発売
空前絶後の発想をマジで受け入れた16歳の私 本日私の作家デビュー作となる、「今日も明日も負け犬。」が幻冬舎より発売された。「今のうちに本作っとけば、いつでも映画作れるっしょ」。当時クラスメートだった西山夏実は、私にそう言った。彼女の空前絶後の発想をマジで受け入れた16歳の私は、そこからいろいろな道をたどった結果、20歳の今作家デビューをしようとしている。 正直よくわからない。だって私って、本を書くような人間じゃない。小さい時から本を読みあさっていたとか、文章を書くのが好きだったとか、アーティスト家系に生まれたとかそんな境遇にもない。20歳でデビュー作出版? 小学生の頃、登校中にぬかるんだ地...
小田実里
2024.5.21