ヒッチコックの映画術
サスペンス映画の神様と称されるアルフレッド・ヒッチコックの監督デビュー100年。輝かしいフィルモグラフィを積み上げてきたヒッチコック自身がその作品の裏側を紐解き、面白さの秘密を解き明かしていくドキュメンタリー。監督と脚本は「ストーリー・オブ・フィルム」(2011年)で映画史を紐解いて見せたマーク・カズンズ。本作では、「白い恐怖」(1945年)や「めまい」(58年)、「北北西に進路を取れ」(59年)や「サイコ」(60年)など、ヒッチコック演出が冴え渡るシーン解説の数々に加えて、現在日本では観ることが困難な「快楽の園」(25年)や「ダウンヒル」(27年)といった初期作品の本編フッテージを駆使して遊...
製作年 2021年 監督:マーク・カズンズ