みよし ぎん
1955年生まれ、漫画家原作:「海辺へ行く道」シリーズ(ビームコミックス/KADOKAWA刊)
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
とある海辺の街に暮らす14歳の美術部員と仲間たちに起きた、ちょっと不思議なひと夏の出来事を描く。原作は、三好銀の「海辺へ行く道」シリーズから。「ジャーマン+雨」(2007年)や「ウルトラミラクルラブストーリー」(09年)、「俳優 亀岡拓次」(15年)、「いとみち」(21年)を手がけた横浜聡子が監督・脚本を務める。主演は、約800人のオーディションを経て選ばれた14歳の原田琥之佑。「サバカン SABAKAN」(22年)で映画デビューした原田の初めての長編映画主演作が、第75回ベルリン国際映画祭ジェネレーション部門への正式招待作品となった。 アーティスト移住支援をうたう、とある海辺の街。その街で...