「世界の終わりから」紀里谷和明監督と清水崇監督から、私たちが託された未来
現在公開中の「世界の終わりから」。その公開の直前、同作品の紀里谷和明監督と「呪怨」シリーズなどの清水崇監督による対談が行われた。20代の私がインタビュアー、カメラマンはさらに20歳だったため、映画についての対談だけでなく、若者に対する強いメッセージを私たちに托してくれるものとなった。 日本社会の一番の被害者は「若者」です 「世界の終わりから」は、事故で両親を失い、学校にも居場所がない高校生のハナ(伊東蒼)が、ある日突然世界を救う使命を託され、戸惑いながらも奔走する作品。 紀里谷監督は、作品で描かれている世界と同様、まさに今の日本は「絶望的」だと断言する。「日本は絶望的な状況にあると...
きどみ
2023.4.13