Gaby Hoffmann
1982年1月07日 生まれ
子どもの話を聞くために 子どもの話を聞く。必要なことだと誰もが思うでしょうが、これ、なかなか難しいんですね。頭の中にある考えをそのまま言葉にして伝えるように求めたところで、子どもの方は口にすることと、口にしないことを区別して、相手に伝えてもよいことを選び、それだけを話す結果に終わってしまいかねません。大人だって思ったことをいうわけじゃありませんから、子どもが言葉を選んでも不思議はないわけです。 では、どうすれば子どもの声を聞くことができるんでしょうか。心のなかに抑え込んでしまった思いを言語化するためには何が必要なのか。この問いを投げかける映画をご紹介しましょう。 ジョニーは子どもの...
藤原帰一
2022.4.18
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
大勢の死者を出したサイバー攻撃の犯人を突き止めるために呼ばれたのは、隠居生活を送っていた元米国大統領。やがて彼は、幾重にも絡み合うウソと陰謀の存在を知ることに。 © 2024 Netflix, Inc.
ニューヨークで最も著名な人形使いの1人で、大人気子供向け番組のクリエイターでもあるヴィンセントは、幼い息子エドガーを失った事実と向き合うことができず、次第に自らを見失い不安定になっていく。エドガーの失踪に対する自己嫌悪と罪悪感に心を支配された彼は、息子が描いた青い絵のモンスター〝エリック〟に固執し、エリックをテレビに出演させることができれば、エドガーは帰ってくると信じて疑わなくなる。次第にエスカレートしていくヴィンセントの破壊的な行動は、彼を助けようとする家族や同僚、そして刑事たちまでをも遠ざけてしまい、息子を連れ戻そうと奮闘するヴィンセントの味方は、追い詰められた心が生み出した妄想の産物、エ...
全米の子どもにインタビューするラジオ記者のジョニー(ホアキン・フェニックス)は、おいのジェシー(ウディ・ノーマン)を預かることになった。妹のヴィヴ(ギャビー・ホフマン)の元夫の精神が不安定で、その世話をしなければならなくなったのだ。ジョニーは風変わりなジェシーとの暮らしの中で、少しずつ心を通わせてゆく。 © 2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved.
アイオワ州のとうもろこし畑で働いていたレイ・キンセラ(ケビン・コスナー)は不思議な声に導かれトウモロコシ畑をつぶして野球場を建設する。そこに次々と有名選手がよみがえってくる。