「ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ」
ロンドンの上流階級に生まれたルイス・ウェイン(ベネディクト・カンバーバッチ)。父が亡くなり、家計を支えることになった彼はイラストレーターの仕事を始める。妹の家庭教師のエミリー(クレア・フォイ)と恋に落ち、身分の違いを乗り越えて結婚。末期がんを宣告された彼女との暮らしの中で、子猫の存在が救いになっていく。 19世紀末から20世紀にかけて、当時は不吉な存在といわれていた猫の絵を描き続けた画家の人生を映画化した。 どんな問題に直面しても、自分が愛するもの、美しいと感じるものへの思いを貫き通す天才に、カンバーバッチの個性がぴったりとはまっている。ルイスの目に映っていた世界や、エネルギーやインスピレ...