Margaret Qualley
1994年10月22日 生まれ
1990年代のニューヨーク。作家志望のジョアンナ(マーガレット・クアリー)は老舗の出版エージェンシーに就職。マーガレット(シガニー・ウィーバー)のもとで、編集アシスタントとして働くことになる。彼女に任されたのはJ・D・サリンジャーへのファンレターを読み、定型文の返事を書くこと。さまざまな人生が透けて見えるファンレターを読むうちに、自分の文章で手紙をつづり始める。 小説家、ジョアンナ・ラコフの自叙伝「サリンジャーと過ごした日々」を映画化。厳しい上司と新人アシスタントの物語は「プラダを着た悪魔」を思わせるが、ふたりの関係にはもっと温度が感じられる。恋愛と仕事の間で揺れ、なかなか夢に近づけない自分...
2022.5.14
5年で日本を3000キロ縦断 東北の震災で家族を失ったジャーマンシェパード犬の多聞(たもん)は、離れ離れになった大切な人に会うため5年の歳月をかけて日本を3000キロ縦断する。その途中で出会った人々は多聞と過ごす時間のなかで心が癒やされ人生に希望を見いだしていく。人と人とをつなげながら旅する多聞はどこへ向かっているのか――。 「ラーゲリより愛を込めて」にもクロという犬が 瀬々敬久監督、林民夫脚本と言えば「ラーゲリより愛を込めて」が記憶に新しい。戦後10年、ラーゲリ(収容所)で強制的に働かされた日本人たち。この生活はいつまで続くのか、果たして祖国に帰れる日は来るのか……と希望を見い...
PR東宝
2025.3.10
元トップ女優のエリザベスは、50歳を超え容姿の衰えと、それによる仕事の減少から、「サブスタンス」と呼ばれる新しい再生医療に手を出す。しかし、治療薬を注射すると、エリザベスの中から〝上位互換体〟であるスー(マーガレット・クアリー)が現れる。若さと美貌に加え、エリザベスの経験を武器に、たちまちスターダムを駆け上がっていくスー。だが、⼀つの⼼をシェアする2人には〝⼀週間ごとに⼊れ替わらなければならない〟という絶対的なルールがあった。しかし、スーが次第にルールを破りはじめてしまい…。 第82回ゴールデングローブ賞にて作品賞(ミュージカル、コメディ部門)とデミ・ムーアが主演女優賞(ミュージカル、コメデ...
第91回アカデミー賞で主演女優賞を受賞した「女王陛下のお気に入り」(2018年)や第96回アカデミー賞で4部門を受賞した「哀れなるものたち」(23年)など、独創的世界観を描き出すヨルゴス・ランティモス監督による本作。選択肢を取り上げられた中、自分の人生を取り戻そうと格闘する男。海難事故から帰還するも別人のようになった妻を恐れる警官。奇跡的な能力を持つ特別な人物を懸命に探す女。という3つの奇想天外な物語で、ユーモラスかつ大胆不敵に〝愛〟と〝支配〟を描き出す。プレミア上映された第77回カンヌ国際映画祭で、ジェシー・プレモンスが男優賞を受賞した。 ©2024 Searchlight Picture...
アカデミー賞作品賞・監督賞を受賞した「ノーカントリー」(2007年)など、長年、兄ジョエルと一緒に〝コーエン兄弟〟として数々の作品を手がけてきたイーサン・コーエンの劇映画としては初となる単独監督作品。妻のトリシア・クックと共同で脚本・製作を手がけた。出演は、「哀れなるものたち」(23年)のマーガレット・クアリーや、MCU新作「Thunderbolts(原題)」への出演が注目されるジェラルディン・ビスワナサン。さらに、ドラマシリーズ「マンダロリアン」のペドロ・パスカル、「オッペンハイマー」(23年)にも出演のマット・デイモンに加え、久々の映画出演となるマイリー・サイラスが特別出演する。 ガール...
落ち目のテレビ俳優リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)と専属スタントマンのクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は、1969年のロサンゼルスで成功を得ようと奮闘する。 (C) 2019 Visiona Romantica, Inc. All Rights Reserved.
監督は、本作が長編デビューとなるドラマ「トランスペアレント」のプロデューサー、リース・アーンスト。彼自身がトランスジェンダー男性として、原作をよりトランスジェンダー当事者に寄り添った描写に変換して脚本を仕上げ、若者たちの生み出すクィアカルチャーを内側からの視点で描いた。 同性婚が合法化される10年近く前の2006年。高校生のアダムは姉のいるニューヨークで夏休みを過ごす。レズビアンの姉ケイシーと、都会の刺激的なレズビアンやトランスジェンダーの人々のカルチャーに足を踏み入れる。アダムは、そこで出会った年上のジリアンに一目惚れするが、彼女はアダムをトランス男性と勘違いする。アダムが訂正する機会を逃...