「地面師たち」詐欺集団もサラリーマンも内幕リアルに 〝裏道歩く〟大根仁監督
映画なら「モテキ」「バクマン。」、ドラマでは「いだてん 東京オリムピック噺」「エルピス 希望、あるいは災い」……。ヒット作を連発する大根仁監督が、配信ドラマに初登場。Netflixの「地面師たち」は「企業もの+犯罪ドラマ」だ。 2019年に発行された新庄耕の同名小説を原作に、「地面師」と呼ばれる土地取引詐欺師グループの暗躍を描く。「地面師」は、17年に発覚した積水ハウスの巨額詐欺事件を契機に広く知られるようになり、小説もこの事件を下敷きにしている。大根監督は事件の舞台となった土地を知っていたという。「自転車で仕事場に向かう途中にあって、事件には関心を持っていた」と話す。 地価100億円の...
勝田友巳
2024.7.31