美術
「スーパーミキンコリニスタ」でPFFアワード2019日活賞とホリプロ賞の2冠に輝いた、草場尚也監督の劇場映画初監督作品。30歳を目前に人生に迷う小学校教師の主人公がラップを通じて自分と向き合っていく姿を描く。また、実際に教職に就く人たちの声を集めて書かれた脚本によって、教師という仕事についても、その明暗を浮かび上がらせる。主演は映画や舞台で活躍する山下リオ。同僚教師に樋口日奈や占部房子、恋人や友人に渡辺大知、剛力彩芽、そして、雪子の父を石橋凌が演じている。 〝29歳問題〟の渦中にある小学校教師の雪子。不登校児とのコミュニケーションも、彼氏からのプロポーズにもちゃんと答えが出せずにいる。ラップ...
日本大学芸術学部演劇学科卒のはまださつきと、映画学科卒の福岡佐和子による映像制作ユニット「しどろもどリ」初の長編劇映画。何事にもこだわらないということに強いこだわりを持つ安藤安(はまださつき)、恋愛に対して強い拒否感を感じている婚活女子の忍静江(高田歩)、誕生日をどうしても祝わられたい星野源希(原恭士郎)、なんとなく幸せな日々を過ごす女子大生武部凪(成瀬志帆)の4人の主人公が織りなす日常を描く。
原作は、人気グループYOASOBIの⼤ヒット曲「ハルジオン」の原作者である橋⽖駿輝の作家デビュー作。「CUBE ⼀度⼊ったら、最後」の清⽔康彦監督と、⽶津⽞師やKing Gnu、あいみょんなどのMVを⼿がける撮影監督の川上智之がタッグを組んだ。 〈僕〉とユウスケのもとに、大学時代の友人の森が⾃殺したという報せが届く。就職はしたものの上司からすべてを否定され、「この社会で夢など⾒てはいけない」とSNSに想いをアップすることで何とか⾃分を保っている〈僕〉と、対照的に、毎⽇が楽しければそれでいいと刹那的に⽣きてきたユウスケ。〈僕〉の書き込みに共鳴し特別な⾃分になりたいと願う〈私〉と、ユウスケとの結...