「支配種」© 2024 Disney and its related entities

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2024.3.27

2024年ディズニープラス韓国ドラマの注目作3作品をご紹介!:オンラインの森

いつでもどこでも映画が見られる動画配信サービス。便利だけれど、あまりにも作品数が多すぎて、どれを見たらいいか迷うばかり。目利きの映画ライターが、実り豊かな森の中からお薦めの作品を選びます。案内人は、須永貴子、大野友嘉子、梅山富美子の3人に加え、各ジャンルの精鋭たちが不定期で寄稿します。

梅山富美子

梅山富美子

映画一筋だったソン・ガンホが、満を持して韓国ドラマに進出。ピョン・ヨハンとの共演作「サムシクおじさん」がディズニープラスで今年配信される。ここでは、ディズニープラスで2024年に配信される注目の韓国ドラマ3作品を紹介する。
 


注目作①「支配種」 4月10日(水)配信

人気俳優のチュ・ジフンが、「智異山〜君へのシグナル〜」以来、約2年ぶりにドラマに登場する本作は、元軍人が大統領テロ事件の真相に迫るSFサスペンス。元大尉のウ・チェウン(チュ・ジフン)は、テロ事件との関わりが深い国際的企業のCEOであるユン・ジャユ(ハン・ヒョジュ)にボディーガードとして近づき、秘密を暴こうとする。
 
「トンイ」「ムービング」などで知られるハン・ヒョジュは、「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」「太陽は動かない」とこれまでに2本の日本映画に出演したことがあり、先日は韓国のメディアで、Netflixシリーズで小栗旬と共演すると報道されたばかり。今後、日本でさらに注目を浴びる俳優のひとりとなりそうだ。
 

「サムシクおじさん」で共演する(左から)ソン・ガンホとピョン・ヨハン © 2024 Disney and its related entities

注目作②「サムシクおじさん」24年配信

「殺人の追憶」「スノーピアサー」「パラサイト 半地下の家族」と映画の世界で第一線を走り続け、「ベイビー・ブローカー」では第75回カンヌ国際映画祭で韓国人初の男優賞を受賞したソン・ガンホが、人生初のドラマに挑戦。ピョン・ヨハンと共に社会派ドラマで主演を務める。監督と脚本を務めるのは、映画「カシオペア」のシン・ヨンシク。初のタッグ同士で、彼らがどんな化学反応を見せるのか期待がかかる。
 
舞台は、1960年代の韓国。野心あふれる政治家キム・サン(ピョン・ヨハン)と、蔭で暗躍する謎の政治フィクサー、サムシク(ソン・ガンホ)を描く。戦後の苦境にあえぐ韓国を豊かな国に変えようとする2人は、不穏なパートナーシップを組むことになる。
 

「ライトショップ(原題)」に出演する(左から)ぺ・ソンウ、チュ・ジフン、パク・ボヨン、イ・ジョンウン
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注目作③「ライトショップ(原題)」24年配信

人気ウェブトゥーン(韓国発祥のWEBマンガ)を実写化した本作は、昨年話題となった「ムービング」の原作者による、ミステリアスな人間ドラマ。路地の奥にある照明店を訪れる見知らぬ者同士が、過去のトラウマと向き合う。「ムービング」「私の夫と結婚して」など人気ウェブトゥーンの実写化は、引き続き韓国でトレンドのようだ。
 
店の店主を演じるのは、「支配種」にも出演のチュ・ジフン、看護師役には「力の強い女 ト・ボンスン」「ああ、私の幽霊さま」のパク・ボヨン、ほかにも「パラサイト 半地下の家族」のイ・ジョンウン、「熱血弁護士 パク・テヨン 〜飛べ、小川の竜〜」のペ・ソンウらが出演する。

ライター
梅山富美子

梅山富美子

うめやま・ふみこ ライター。1992年生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業後、映像制作会社(プロダクション・マネージャー)を経験。映画情報サイト「シネマトゥデイ」元編集部。映画、海外ドラマ、洋楽(特に80年代)をこよなく愛し、韓ドラは2020年以降どハマり。

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