2022年も残りわずか。たくさんの作品が公開、配信されました。7月の上半期総決算に続いて、ひとシネマ執筆陣が1年を総まくり、「ゆく年」編は22年の10本を選出しました。返す刀の「くる年」編で、23年の期待作も紹介します。題して「ひとシネマ的ゆく年くる年」。年末年始の鑑賞ガイド、新年のカレンダーとしても、ご活用を。
2022.12.18
2022年総決算 ゆく年編 SYO
「カモン カモン」(マイク・ミルズ監督)
「その道の向こうに」(ライラ・ノイゲバウアー監督、Apple TV+)
「アフター・ヤン」(コゴナダ監督)
「林檎とポラロイド」(クリストス・ニク監督)
「GAGARINE/ガガーリン」ファニー・リアタール、ジェレミー・トレイユ監督)
「わたしは最悪。」(ヨアキム・トリアー監督)
「TITANE チタン」(ジュリア・デュクルノー監督)
「MEN 同じ顔の男たち」(アレックス・ガーランド監督)
「LAMB/ラム」(バルディミール・ヨハンソン監督)
「スワン・ソング」(トッド・スティーブンス監督)
推しのA24が半数
2022年は個人的な「推し」である映画会社A24が設立10周年を迎えた年で、日本公開作も多数。個人的なベスト10中半数がA24作品となりました。
がっつり関わった作品もあるため、バイアスをかけないために日本映画は省きましたが、「裸足で鳴らしてみせろ」「こちらあみ子」「PLAN 75」「流浪の月」等々、素晴らしい作品に数多く出合えた1年でした。
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」「トップガン マーヴェリック」「NOPE/ノープ」といった大作も、映画に没入する楽しさを再認識させてくれました。ちなみに「スワン・ソング」は厳密には昨年末にApple TV+で配信開始された作品ですが、「その道の向こうに」や「マクベス」と併せて楽しんでいただけたら幸いです。