©2022映画「島守の塔」製作委員会

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2023.4.06

「島守の塔」出演の吉岡里帆が第32回⽇本映画批評家⼤賞で助演女優賞受賞

第二次世界大戦中の最後の官選沖縄知事・島田叡、警察部長・荒井退造を主人公とした「島守の塔」(毎日新聞社など製作委員会)が公開される(シネスイッチ銀座公開中、8月5日より栃木、兵庫、沖縄、他全国順次公開)。終戦から77年、沖縄返還から50年。日本の戦争体験者が減りつつある一方で、ウクライナでの戦争は毎日のように報じられている。島田が残した「生きろ」のメッセージは、今どう受け止められるのか。「島守の塔」を通して、ひとシネマ流に戦争を考える。

ひとしねま

ひとシネマ編集部

2022年夏より全国で公開された映画「島守の塔」(毎日新聞社など製作委員会)出演の吉岡里帆が第32回⽇本映画批評家⼤賞で助演女優賞を受賞した。なおこの作品では、第35回山路ふみ子女優賞、第44回ヨコハマ映画祭主演女優賞につづいて3冠目の獲得となる。

この賞は1991年に⽔野晴郎や淀川⻑治、⼩森和⼦といった映画批評家たちによって設⽴された。2022年公開映画作品の中から、映画批評家たち選考員が独⾃の視点で選定している。

なお、本作品は以下のプラットフォームで配信している。
ABEMA、dTV、DMM TV、Google play、Hulu ストア、iTunes、 J:COM オンデマンド、Paravi、Prime Video、RakutenTV、TELASA、U-NEXT、YouTube、 ひかり TV、ビデックス、みるプラス 他

また第32回⽇本映画批評家⼤賞各受賞者は以下の通り。
作品賞:「メタモルフォーゼの縁側」(狩⼭俊輔監督)
監督賞:三宅唱「ケイコ ⽬を澄ませて」
主演男優賞:中井貴⼀「⼤河への道」
主演⼥優賞:板⾕由夏「夜明けまでバス停で」
助演男優賞:窪⽥正孝「ある男」
助演⼥優賞:吉岡⾥帆「島守の塔」
アニメーション作品賞:「夏へのトンネル、さよならの出⼝」(⽥⼝智久監督)
アニメーション監督賞:湯浅政明「⽝王」
ドキュメンタリー賞:「夢みる⼩学校」(オオタヴィン監督)
新⼈監督賞:⽵林亮「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」
新⼈男優賞(南俊⼦賞):坂東⿓汰「フタリノセカイ」
新⼈⼥優賞(⼩森和⼦賞):伊東蒼「さがす」
脚本賞:吉⽥恵輔「神は⾒返りを求める」
編集賞(浦岡敬⼀賞):⼩林譲 ⽵林亮「MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない」
ワタシタチのトキワ荘賞:⼀般社団法⼈⼿塚治⾍⽂化財団
特別賞(松永武賞):⽴川志の輔「⼤河への道」
特別主演男優賞:岡⽥准⼀「ヘルドッグス」
ゴールデン・グローリー賞(⽔野晴郎賞):⾵吹ジュン「裸⾜で鳴らしてみせろ」
ダイヤモンド⼤賞(淀川⻑治賞):宮本信⼦「メタモルフォーゼの縁側」

授賞式典は5⽉16⽇(⽕)18:30から東京国際フォーラム ホールCにて行われる。チケット・配信の詳細は以下より。
チケット販売:https://eplus.jp/japanmovie_criticsaward32/
中継配信チケット:https://eplus.jp/japanmovie_criticsaward32_ol/ 

ライター
ひとしねま

ひとシネマ編集部

ひとシネマ編集部