主演は、約500 人の中からオーディションで選ばれ、本作が映画初出演となるたソフィア・オテロ。子どもが抱える不安や心の機微を、繊細かつ自然に演じ、第73回ベルリン国際映画祭コンペティション部門主演俳優賞受賞を当時9歳で受賞した。監督・脚本は、「Chords(英題)」(2022年)で、第75 回カンヌ国際映画祭の監督週間で上映された実績のあるスペイン人監督エスティバリス・ウレソラ・ソラグレン。
夏のバカンスでフランスからスペイン・バスク州にやってきた母アネと3人の子どもたちの家族。末っ子のアイトールは、ココ(「坊や」意味する愛称)や、男性的な名前の本名アイトールと呼ばれることを嫌がっていた。自身の性に悩むアイトールは、心を閉ざしていたが、アネの母親リタと叔母ルルデスが営む養蜂場でミツバチの生態を知ったり、バスクの美しい自然や温かい人々に接するうちに、ありのままの自分で生きていきたいという思いを強くしていく。
© 2023 GARIZA FILMS INICIA FILMS SIRIMIRI FILMS ESPECIES DE ABEJAS AIE
公開日: 2024年01月04日
ミツバチと私
予告編を見る:
監督 :
出演 :
脚本 :
撮影 :
美術 :
音響 :
編集 :
衣装 :
ヘアメーク :
原題:20.000 especies de abejas
2023年 /スペイン /128分 /G
配給 :
公式サイト: https://unpfilm.com/bees_andme/
新着記事
黒澤明の大傑作「七人の侍」は、海外で今、どう見られているのか。メルボルン鑑賞リポート
フェイクニュースと陰謀論を疑似体験「エンタメ通してワクチンに」「フィクショナル」
自分の過去が暴かれるかもしれない恐怖を描くスリラー「ディスクレーマー 夏の沈黙」
高倉健没後10年「緋牡丹博徒 二代目襲名」をZ世代ライターが見た「強烈なインパクトを残す主役級の『瞳』」