監督・脚本は、初長編「左様なら」(2018年)が第14回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門に入選した石橋夕帆。長編2作目となる本作は、人生に諦めを感じている一人の女性が、疎遠になっていた同級生との偶然の再会をきっかけに、自分らしさを取り戻していく再生の物語。石橋が当て書きした主人公・希を演じたのは、「寝ても覚めても」(18年)、「の方へ、流れる」(21年)の唐田えりか。希を優しく受け止める友人・加奈子を「左様なら」や「ソワレ」(20年)、「ひらいて」(21年)などに出演の芋生悠が演じている。本作は、第18回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門「JAPAN CUTS AWARD」を受賞した。
会社を辞めたことを親に伝えることもできない希(唐田えりか)は、慣れない接客業に困惑しながらもコンビニで、アルバイトとして働く何も起こらない毎日を送っていた。そんなある日、中学時代のクラスメイトだった加奈子がバイト先にやって来る。思わぬ再会に、最初はぎこちなかったが、少しずつ縮む2人の距離。そして希の日常は少しずつ動き出していく。働くこと、学校へ行くこと、生活していくこと。様々な場面で心を消耗して生きる日々。「立ち止まっても、ゆっくり進もう。きっと明日こそは」
©️Ippo
公開日: 2023年11月30日
朝がくるとむなしくなる
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2021年 /日本 /76分
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公式サイト: https://www.asamuna.com/
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