「クラッシュ」(1996年)や「イグジステンズ」(1999年)、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(2005年)など、数々の評価と共に物議を醸してきた鬼才、デビッド・クローネンバーグ監督の最新作。主演は「グリーンブック」(2018年)のビゴ・モーテンセン。自身の体から臓器を生み出すアーティスト・ソールを演じる。パートナーのカプリースに「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」(2021年)のレア・セドゥ、二人を監視する政府機関のティムリンを「スペンサー ダイアナの決意」(2021年)のクリステン・スチュワートが演じる。
人類が生物学的構造の変容を遂げ、痛みの感覚もなくなった近未来。〝加速進化症候群〟のアーティスト・ソールは、体内に新たな臓器を生み出し、パートナーのカプリースが取り出す人気のショーを行っていた。しかし、政府は〝臓器登録所〟を設立し、人類の誤った進化と暴走を監視、特にソールには強い関心を持っていた。そんな彼のもとに、生前プラスチックを食べていたという遺体が持ち込まれる。
© Serendipity Point Films 2021
公開日: 2023年08月17日
クライムズ・オブ・ザ・フューチャー
予告編を見る:
監督 :
出演 :
原題:Crimes of the Future
2022年 /カナダ、ギリシャ /108分 /PG12
配給 :
公式サイト: https://cotfmovie.com/
新着記事
【お知らせ】高倉健没後10年「ゴルゴ13」、「新幹線大爆破」ひとシネマオリジナルTシャツ販売中
マニア歴半世紀香港映画通も感涙 大ヒット「トワイライト・ウォリアーズ」のパロディーとオマージュと〝本気度〟
<微ネタバレあり>「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」欲しかった、禁じ手
この1本:「セプテンバー5」 野心と倫理 粒だつ個性