第77回カンヌ国際映画祭にて主演女優賞と審査員賞ダブル受賞した本作。女性たちの過去と現在、罪と救済、愛と憎しみをスリリングに描く。監督・脚本は、「ディーパンの闘い」(2015年)や「ゴールデン・リバー」(18年)を手がけたフランスの名匠ジャック・オーディアール。第82回ゴールデングローブ賞で作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、監督賞(ジャック・オーディアール)、脚本賞、主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門:カルラ・ソフィア・ガスコン)、助演女優賞(ゾーイ・サルダナ、セレーナ・ゴメス)、非英語作品賞、作曲賞、主題歌賞にノミネートされ、作品賞(ミュージカル・コメディ部門)、助演女優賞(ゾーイ・サルダナ)、非英語作品賞、主題歌賞(El Mal)の4冠に輝いた。
弁護士のリタは、麻薬カルテルのボス、マニタスから「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受ける。リタの完璧な計画によってマニタスは姿を消すことに成功。数年後、イギリスで新たな人生を歩むリタの前に現れたのは、新しい存在となったエミリア・ペレスだった。
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公開日: 2025年03月27日
エミリア・ペレス
監督 :
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原題:Emilia Pérez
2024年 /フランス、ベルギー、メキシコ /132分
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