熊本県山鹿を舞台に、妻を亡くした男が山鹿の風景や文化、土地の人々との触れ合いによって希望を取り戻していく姿を描く。監督・脚本は、名古屋のテレビ・ラジオ局でフリーの放送作家として活動し、「棚の隅」(2007年)の脚本を手がけた木庭撫子。和紙と糊だけを材料に作られる山鹿の伝統工芸品「骨なし灯籠」を題材に、優しく温かい「共生」と「再生」の物語を紡いだ。
亡き妻の骨壺を抱え、死に場所を探して彷徨う男は、熊本豊前街道の温泉町山鹿で、祭りのポスターに描かれた「灯籠娘」に、妻・ゆかりの面影を見る。元美術教師のその男・市井祐介(49)は、灯籠師見習いの直樹(30)に誘われるまま働き始めるが、妻の三回忌を迎えても、深い喪失と孤独は拭えない。町を出ようと決めた、祭りの日。ゆかりの双子の妹だという、あかりが突然現れる。千人灯籠を踊るために、スペインからやってきたという彼女の目的とは…。
2024年10月19日よりミッドランドスクエア シネマ、ミッドランドシネマ名古屋空港で上映。
公開日: 2024年10月18日
骨なし灯籠
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2022年 /日本 /108分 /G
配給 :
公式サイト: https://honenashi.com/
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