軍事政権下のブラジルで、軍によって夫を連れ去られた妻がその行方を追い、彼女自身も過酷な拷問にさらされながらも、その諦めない行動力がやがて国を動かす力へと変わっていく。
監督は、「セントラル・ステーション」(1998年)でアカデミー賞2部⾨にノミネートされ、世界的評価を確立したウォルター・サレス。元国会議員であったルーベンス・パイバが軍事政権によって誘拐されるという、実際に起こった事件をもとに映画化した。夫を軍に奪われた妻・エウニセを演じるのは、本作で第82回ゴールデングローブ賞主演⼥優賞を獲得し、第97回アカデミー賞主演⼥優賞にノミネートされているフェルナンダ・トーレス。フェルナンダ・トーレスの実⺟であり、「セントラル・ステーション」でアカデミー賞主演⼥優賞にノミネートされたフェルナンダ・モンテネグロがエウニセの⽼年期を演じている。
公開:2025年8月
アイム・スティル・ヒア
監督 :
出演 :
脚本 :
音楽 :
撮影 :
原題:Iʻm still here
2024年 /ブラジル、フランス /137分
配給 :
公式サイト: https://klockworx.com/movies/imstillhere/
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