「女神の継承」（2021年）のバンジョン・ピサンタナクーン、「ゴースト・ラボ：禁断の実験」（2021年）のパウィーン・プーリジットパンヤー、「アタック・ナンバーハーフ」（2000年）のヨンユット・トンコントーン、「心霊写真」（2004年）のパークプム・ウォンプムのタイを代表する4人のヒット・メーカーが集結した4話構成のオムニバス・ホラー。2009年スパンナホン賞で最優秀編集賞を受賞。

「真ん中の人」（監督：バンジョン・ピサンタナクーン）
ジャングルの奥地へキャンプに出掛けた４人の若い男たちが、夜にテントの中で怖い話をして楽しんでいる。「もしこの中で誰かが死んだ場合どうするか？」という話になると、仲間の１人のエーが、「もし俺が死んだら、真ん中にいる奴に取り憑く」と冗談を言う。翌日、ラフティングで濁流にのまれてボートが転覆し、エーが行方不明になる。探したが見つからず、翌朝助けを呼ぼうと一夜をテントで過ごすことになるが、エーが言っていた「死んだら真ん中の奴に取り憑く」という話を思い出し、誰も真ん中で寝たがらない。寝る場所を言い争っていると、エーが戻ってくるが様子がおかしい。

「孤独」（監督：ヨンユット・トンコントーン）32分
「報復」（監督：パウィーン・プーリジットパンヤー）22分
「真ん中の人」（監督：バンジョン・ピサンタナクーン）27分
「最後のフライト」（監督：パークプム・ウォンプム）35分