南インドのタミル語映画界で、興収トップを奪い合う人気俳優ヴィジャイが主演。後の傑作政治スリラー「サルカール 1票の革命」(2018年)につながるA・R・ムルガダース監督とのタッグによる作品。、悪役を「プレーム兄貴、王になる」(15年)で知られるニール・ニティン・ムケーシュが務めている。
刑務所から脱獄した詐欺師で泥棒の〝カッティ(刃物)〟ことカディルは、バンコクへの高跳びを図るが、空港で出会った女性アンキタに一目惚れして出国を止めてしまう。その夜、彼の目の前で銃撃事件が起き、カディルが撃たれた男のもとに駆け寄ると、その負傷者は彼と瓜二つの顔をしていた。カディルは悪知恵を働かせ、そのジーヴァという男を自分の身代わりにして追っ手に捕まえさせる。自由になったカディルだが、ジーヴァが取り組んでいた地方の農民が直面する問題を知ると、ジーヴァの活動を引き継ぎ、農民たちの先頭に立って多国籍企業のトップと対決する。
公開日: 2024年10月31日
カッティ 刃物と水道管
予告編を見る:
監督 :
出演 :
原題:Kathth
2013年 /インド /163分
配給 :
公式サイト: https://spaceboxjapan.jp/kaththi/
新着記事
黒澤明の大傑作「七人の侍」は、海外で今、どう見られているのか。メルボルン鑑賞リポート
フェイクニュースと陰謀論を疑似体験「エンタメ通してワクチンに」「フィクショナル」
自分の過去が暴かれるかもしれない恐怖を描くスリラー「ディスクレーマー 夏の沈黙」
高倉健没後10年「緋牡丹博徒 二代目襲名」をZ世代ライターが見た「強烈なインパクトを残す主役級の『瞳』」