東日本大震災から10年が経ち、「震災」という言葉が風化しつつあるなか、宮城県仙台市出身の映画監督・堀江貴が立ち上げた「リバース Tohoku 2021 〜輝く未来へ〜」プロジェクト。その最初の一歩として、当時復興途上にあった仙台・荒浜地区を主要な撮影地に、プロジェクトに賛同するスタッフが集まって本作が製作された。主演は、AKB48で活動後、俳優や写真家として活動する宮城県出身の岩田華怜。タクシー運転手の遠藤役を「侍タイムスリッパー」(2024年)の冨家ノリマサが演じる。
タクシードライバーの遠藤(冨家ノリマサ)と竹ちゃん(谷田真吾)は、駅から出てくる帰宅客を眺めながら噂話をしていた。「夜遅く浜街道流してっと、若い大学生くらいの子がポツンと立ってるんだって…」竹ちゃんと別れた遠藤は、タクシーのハンドルを握り閑散とした深夜の住宅街を流していた。ふとライトが、人気のない道路でタクシーを止めようと手をあげる若い女性(岩田華怜)を照らし出す。そして何もない荒廃した路上に突然現れた、小さな女の子と母親の二人連れ。遠藤のタクシーの道行く先にあの日の出来事が交錯する…。
公開日: 2024年10月10日
最後の乗客
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2023年 /日本 /55分 /G
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公式サイト: https://gaga.ne.jp/lastpassenger/
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