「ザ・ローリング・ストーンズ」の創始者で初代リーダーのブライアン・ジョーンズ。わずか27歳で終えた彼の波乱に満ちた生涯と謎に満ちた死について、関係者の証言をもとに紐解いていくドキュメンタリー。
1960年代半ば、ザ・ローリング・ストーンズの初代リーダーとしてバンドとともにブリティッシュ・ロック・シーンを駆け上り、トップ女優アニタ・パレンバーグとの交際で注目されたブライアン・ジョーンズ。だが、音楽シーンがドラッグに蝕まれはじめると彼もその闇に溺れていく。当局とメディアから格好のターゲットとして追われ、暴走していったブライアンは、ストーンズとしての威厳もアニタも失うこととなる。2年後、彼は自宅のプールの底で発見される。検視結果は不慮の事故による死。しかし、その後現在まで、彼の死は他殺だとする陰謀説が数多く浮上する。本作は、生前のブライアンをよく知る人物たちの声によって、その疑惑を掘り下げていく。
監督は、「ナイトクラビング:マクシズ・カンザス・シティ」(2022年)や、「SAD VACATION ザ・ラスト・デイズ・オブ・シド&ナンシー」(86年)、「Looking for Johnny ジョニー・サンダースの軌跡」(14年)など、音楽ドキュメンタリーを数多く手がけてきたダニー・ガルシア。
© Chip Baker Films
公開日: 2024年01月26日
Rolling Stone ブライアン・ジョーンズの生と死
予告編を見る:
監督 :
出演 :
プロデューサー :
音楽 :
原題:Rolling Stone: Life and Death of Brian Jones
2019年 /スペイン /98分
配給 :
公式サイト: https://www.curiouscope.co.jp/brian/
新着記事
「港に灯がともる」を見て「今から見る今」と、「過去から見る今」、「未来から見る今」はきっとそれぞれ違うと思った
<考察>ジョン・ウィック? ベビわる? 「SAKAMOTO DAYS」の神髄はクール×笑いのギャップアクションにあり!
アメリカの人種問題と歴史を、ある家族とピアノをフックに濃密な会話劇に仕上げた「ピアノ・レッスン」
3回の大統領選取材で知ったトランプの実像 元特派員が見た「アプレンティス」とその後