シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」に影響を受けたアルフレード・マニャスの同名小説を、2度のアカデミー賞外国語映画賞ノミネートで知られるフランシスコ・ロビラ・ベレタ監督が脚色も手掛けて描いた悲恋のミュージカル・ラブストーリー。1963年度アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされた。日本では、1991年に東山紀之、牧瀬里穂の共演で舞台版も上演されている。
バルセロナに暮らすタラント家の息子ラファエルは、ある結婚式で踊っていた若い娘に心を奪われる。ふたりは浜辺で永遠の愛を誓い合うが、彼女がソロンゴ家の娘ファナであることが判明。決して結ばれることはない悲しい宿命に、ラファエルとファナはがく然とする。当初は反対していたタラント家は、やがてふたりの関係を祝福することに。だがソロンゴ家は猛反対し、ファナを強引に身内のクーロと婚約させてしまう。
8/4(金)からラテンビート映画祭presents「フラメンコ!フラメンコ!」で限定上映。
公開日: 2023年08月03日
ロス・タラントス ~バルセロナ物語~
予告編を見る:
監督 :
出演 :
原題:Los Tarantos
1962年 /スペイン /83分
公式サイト: https://lbff.jp/
新着記事
「港に灯がともる」を見て「今から見る今」と「過去から見る今」、「未来から見る今」はきっとそれぞれ違うと思った
<考察>ジョン・ウィック? ベビわる? 「SAKAMOTO DAYS」の神髄はクール×笑いのギャップアクションにあり!
アメリカの人種問題と歴史を、ある家族とピアノをフックに濃密な会話劇に仕上げた「ピアノ・レッスン」
3回の大統領選取材で知ったトランプの実像 元特派員が見た「アプレンティス」とその後