俳優としてドラマ・映画・舞台など幅広い分野で活躍し、近年は映画監督など制作現場にも活動の幅を広げている黒木瞳が、物語の主軸となる魔女・白石弥生を演じる。物語は、一人の魔女が創る香水の香りと言葉が、夢に挫折し将来への希望を見失った若い女性の背中を押し、華やかな未来へと導くシンデレラストーリー。魔女との出会いによって華麗なる転身を果たす20代の女性・若林恵麻を演じるのは、「ママレード・ボーイ」(2018年)で映画初主演を飾った桜井日奈子。恵麻の憧れの男性となる実業家の横山蓮を「スウィングガールズ」(2004年)で第28回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞後、話題作への出演が続く平岡祐太が演じる。メガホンを執ったのは、ドラマの演出やプロデューサー業を務め、本作が劇場映画3作目となる宮武由衣。オリジナル脚本も宮武が手がけた。
香水店では、美しく高貴な上品さを漂わせる女性・白石弥生(黒木瞳)が2つの香水を見せながら、「世の中には似て非なるものがたくさんある」と、常連客を相手に語っている。一方、華やかなセレブ達が集まっているバンケットホールで派遣社員として奮闘していた若林恵麻(桜井日奈子)は、上司のセクハラ行為を抗議したことで職を失ってしまう。自暴自棄になった恵麻は、夜の街のスカウトマンに連れられ「魔女さん」と呼ばれる弥生の香水店を訪れ、その店を手伝うことになった。ある日、金木犀の香り漂う男性・横山蓮(平岡祐太)と巡りあう。弥生に授けられた言葉と香りによって自分の人生を切り開くのは自分自身だと気づかさた恵麻は、すっかり香りの世界に魅了されていく。そして、営業先で蓮と再会した恵麻は、魔女の香水「Parfum de prières(パッファンドプリエール)」の力に後押しされるように懸命に未来を切り開いていく。
©2023映画『魔女の香水』製作委員会
公開日: 2023年06月15日
魔女の香水
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2023年 /日本 /119分
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公式サイト: https://majo-kousui.jp/
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