演劇にはじめて触れ、舞台に⽴つことの喜びを知った島根の⾼校⽣4⼈と顧問の奮闘を追ったドキュメンタリー映画「⾛れ!⾛れ⾛れメロス」(2022年)は、2022年の下北沢映画祭コンペティション審査員特別賞など四冠のほか、うえだ城下町映画祭⾃主制作映画コンテスト 実⾏委員会特別賞や「地⽅の時代」映像祭 市⺠・学⽣・⾃治体部⾨で優秀賞を獲得した。続編の本作は、のちに名⾨劇団・⽂学座の研究⽣になった曽⽥昇吾を中⼼に、⾼校卒業を控え孤独や葛藤、焦燥を抱える彼らそれぞれの〝選択〟を映し出す。
太宰治の⼩説「⾛れメロス」をベースにした創作舞台「⾛れ!⾛れ⾛れメロス」で、コロナ禍にもかかわらず予想外の評価を得た島根県掛合分校演劇同好会だったが、演劇の世界に導いた顧問の亀尾が異動し、4人のメンバーも3年生に進級したことで、進路を決めなければいけない時期に差し掛かっていた。そんな中、メンバーの曽⽥昇吾は、1人で中国大会の舞台に立っていた。近づく卒業、「オレだけ演劇やってていいんですかね」。
公開日: 2023年12月01日
メロスたち
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2023年 /日本 /83分 /G
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公式サイト: https://www.run3melos.com/
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