緑のざわめき

公開日: 2023年08月31日

緑のざわめき

福岡、佐賀を舞台に、3人の異母姉妹が織りなす物語。監督は「浜辺のゲーム」(2019年)の夏都愛未。大江健三郎や中上健次の文学にインスパイアされ、葉脈と血の繋がり、ファミリーツリー、性と聖の繋がりをテーマに描く。女優を辞め、東京から生まれ故郷のある九州に移住しようと福岡にやってくる主人公・小山田響子役を演じるのは「よだかの片想い」(21年)や、 NHK大河ドラマ「どうする家康」でのお万役でも存在感を示した松井玲奈。響子の異母妹であり、彼女をストーカーする菜穂子役を、「mellow」(20年)でヒロインを演じた岡崎紗絵、同じく響子の異母妹で佐賀の集落に暮らす少女・杏奈役を、オムニバス映画「21世紀の女の子」(18年)でも夏都とタッグを組んだ倉島颯良が演じる。第18回大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門に正式出品される。

過去の痴漢被害のトラウマを抱え、女優を辞めた響子(松井玲奈)は、故郷のある九州の福岡に移住し、元カレの宗太郎(草川直弥)と再会する。響子をストーカーする菜穂子(岡崎紗絵)は、響子と異母姉妹であることを隠して彼女と知り合いになる。高校生の杏奈(倉島颯良)は叔母の芙美子(黒沢あすか)と住んでいるが、自分宛の手紙を勝手に読んだ叔母に不信感を抱いていた。杏奈に思いを寄せる透(林裕太)は、集落の長老・コガ爺(カトウシンスケ)に相談しに行っていた。地元、嬉野に戻った響子は親友の保奈美(松林うらら)に就職の相談をしているうちに、自分と杏奈が異母姉妹であることを知る。菜穂子は宗太郎に恋焦がれる絵里(川添野愛)らいつもの女子会メンバーとの旅先を嬉野に決めるが…。

©Saga Saga Film Partners

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公式サイト: https://midorinozawameki.com/

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