ネネ エトワールに憧れて

© 2023 GAUMONT – FRANCE 2 CINÉMA – GAUMONT ANIMATION

公開日: 2024年11月07日

ネネ エトワールに憧れて

バレエの美しさや厳しさと同時に、人種差別や才能への妬みに苦しみながらも前向きに生きる主人公ネネの姿を通して、周りの人々も成長していく感動作。監督・脚本は、フランス映画界の新星ラムジ・ベン・スリマン。エトワールに憧れるネネ役をルイ・ガレルとヴァレリア・ブルーニ・テデスキの養女であるオウミ・ブルーニ・ギャレルが演じる。ネネに立ちはだかる元スターバレリーナの校長マリアンヌ役をマイウェン、オペラ座の演出家役をセドリック・カーンが熱演している。さらに、ストリートダンス振付にコンテンポラリーダンスのメディ・ケルクーシュ、クラシックダンスアドバイザーをパリ・オペラ座の現役ダンサー、ジュリアン・メザンディが務め、スター・ダンサーであるエトワールのレオノール・ボラックが本人役で出演し、バレエシーンを披露している。

ヒップホップが溢れるパリ郊外の団地で育った労働者階級の12歳の黒人少女ネネ。何よりもダンスが大好きで、自宅近くや郊外線の駅での伸びやかに踊る彼女のダンスには人を惹きつける〝華〟があった。ネネはパリ・オペラ座バレエ学校の入学試験に見事合格、毎日時間をかけて髪をシニヨンにまとめ、熱心にレッスンに励むネネは才能を開花させていく。しかし、ネネが憧れるパリ・オペラ座の最高位〝エトワール〟だった校長マリアンヌは伝統を守ることに固執し、「バレエは白人のもの」とネネを邪険に扱う。また、ネネを妬み蔑む同級生たちの嫌がらせも始まる。そんな最中、マリアンヌの隠された秘密が明らかになる。

予告編を見る:

公式サイト: https://neneh-cinema.com/

新着記事