いつもと変わらぬ朝。子供たちを学校に送り届けるために新車を運転する金融ビジネスマンのマットに、「その車に爆弾を仕掛けた。降りてはいけない。通報してもいけない。これから伝える指示に従わなければ爆破する」と着信が入る。犯人の正体、要求、目的の何もかもが分からぬまま、行方の見えない運転を続けるマットだったが、行く先々で爆弾を仕掛けられた車が次々と大破。その被害者はマットの同僚だった。恐怖に怯える子供たちを乗せ、ユーロポールとマスコミから容疑者として追われるマットに、更なる悲劇が待ち受ける。それは「妻はいま、離婚弁護士の元にいる」という報せだった。
映画出演101本目となるリーアム・ニーソンが演じるのは、平凡なビジネスマン。子どもの送り迎えの車に爆弾を仕掛けられたことから紆余曲折のドライブを始めることになる。マットの妻、ヘザーを演じるのはエンベス・デイビッツ。ニーソンの出世作「シンドラーのリスト」(1993年)以来、30年ぶりの共演となる。
© 2022 STUDIOCANAL SAS – TF1 FILMS PRODUCTION SAS, ALL RIGHTS RESERVED.
公開日: 2023年11月30日
バッド・デイ・ドライブ
予告編を見る:
監督 :
出演 :
原題:Retribution
2023年 /イギリス、アメリカ、フランス /91分 /G
配給 :
公式サイト: https://bdd-movie.jp/
新着記事
アメリカの人種問題と歴史を、ある家族とピアノをフックに濃密な会話劇に仕上げた「ピアノ・レッスン」
3回の大統領選取材で知ったトランプの実像 元特派員が見た「アプレンティス」とその後
若きデヴィッド・ボウイがバンドメンバーを犠牲に「デヴィッド・ボウイ 幻想と素顔の狭間で」人間的な、あまりに人間的な
88年F1鈴鹿GP「コースに神を見た」セナを取材 元レース記者が見たNetflix「セナ」の再現度