「粛軍クーデター」や「12.12軍事反乱」とも言われる実際の事件を基に、フィクションを交えて描かれる本作。韓国では「パラサイト 半地下の家族」(2019年)を上回る1,300万人以上の観客動員を記録した。監督は、ノワールアクション「アシュラ」(16年)を手がけた名匠キム・ソンス。韓国の2大スター、ファン・ジョンミンとチョン・ウソンが再びダブル主演する。
1979年10月26日、独裁者とも言われた大韓民国大統領が、側近に暗殺された。民主化を期待する国民の声が日に日に高まってゆくなか、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官(ファン・ジョンミン)は、陸軍内の秘密組織〝ハナ会〟の将校たちを率い、新たな独裁者として君臨すべく、クーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシン(チョン・ウソン)は、圧倒的不利な状況の中、自らの軍人としての信念に基づき〝反逆者〟チョン・ドゥグァンの暴走を食い止めるために立ち上がる。
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公開日: 2024年08月22日
ソウルの春
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原題:서울의 봄/12.12:THE DAY
2023年 /韓国 /142分 /G
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公式サイト: https://klockworx-asia.com/seoul/
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