今日の海が何色でも

公開日: 2025年01月16日

今日の海が何色でも

タイ南部の海辺の町で出会い、自然と惹かれあっていく2人の女性の姿を通して、環境問題やアート、宗教感やアイデンティティへの葛藤を映し出す。監督・脚本は、本作が初長編監督作となるパティパン・ブンタリク。本作の前に手掛けた環境ドキュメンタリーで取材した、ソンクラー市のピーラ市長が暗殺されたことをきっかけに本作を制作を決意。そこに自身の社会活動家としてのバックグランドや幼少期の記憶などを重ね、一編の作品を紡いだ。

タイの南部の町ソンクラーは、高潮に侵食され、かつての美しい浜は護岸用の人工岩に置き換えられている。その町の保守的なイスラム教徒の家庭で生まれ育ったシャティは、親に結婚を急かされていたが、。親が決めた相手と結婚させられることに疑問を感じていた。ある日彼女は、防波堤をテーマにした美術展のためにやって来たビジュアルアーティストのフォンと出会う。一見正反対に思える2人だったが、お互いを知るうちに惹かれあっていく。

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原題:Solids by the Seashore

2023年 /タイ /93分 /G

配給 :

公式サイト: https://movie.foggycinema.com/kyounoumi/

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