嚥下障がいのある父のために、とろみのあるスープを作っていた料理研究家・辰巳芳子は、父の死の直後から訪問看護のボランティアで隣人に配り、そしてスープ教室で伝授してきた。1口、2口を食べることができなくなると、数日で亡くなる患者を目の当たりにしてきた医師は、「辰巳さんのスープは素材を感じるので、引き出しが開いて思い出が出てくる」と1口の大切さを実感する。ある日、辰巳の元に、親友が癌になり、「何かしてあげられることはないか」とスープを作ったというハンセン病の女性から手紙が届く。
2024年9月10日〜23日の日程で、東京都写真美術館ホールにて開催される特集上映「勇気をくれる伝説の人間記録」で上映。
©2012年 天のしずく製作委員会
公開日: 2024年09月09日
天のしずく 辰巳芳子いのちのスープ
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2011年 /日本 /113分 /G
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