2023年、セザール賞で最多12部門にノミネートされ、同国で観客動員100万人越えの大ヒットを記録した本作。人間が様々な動物に変異する奇病が蔓延した近未来を舞台に、人種差別、移民、ルッキズム、感染症など現代的なテーマを内包したアニマライズ・スリラー。
監督・脚本を務めたのは、2014年のデビュー作「Les Combattants(英題:Love at First Fight)」が高い評価を受け、多くの賞を受賞した新鋭トマ・カイエ。最愛の家族を守り抜こうとするフランソワを「彼は秘密の女ともだち」(14年)などでセザール賞主演男優賞に5度ノミネートされた実績を誇るロマン・デュリスが演じている。
人類は原因不明の突然変異によって、徐々に身体が動物と化していくパンデミックに見舞われていた。〝新生物〟はその凶暴性ゆえに施設で隔離されており、フランソワ(ロマン・デュリス)の妻ラナもそのひとりだった。しかしある日、移送中の事故によって、彼らは野に放たれる。フランソワは16歳の息子エミール(ポール・キルシェ)とともにラナの行方を必死に探すが、次第にエミールの身体に変化が出始める…。
公開日: 2024年11月07日
動物界
予告編を見る:
監督 :
出演 :
脚本 :
原題:LE RÈGNE ANIMAL
2023年 /フランス /128分 /PG12
配給 :
公式サイト: https://animal-kingdom.jp/
新着記事
この映画を見るのと同時に家に来た妹のような愛犬「少年と犬」スクリーンの中の世界とつながる感覚
この1本:「エミリア・ペレス」 強烈な人間像、重厚に
時代の目:「ベイビーガール」 〝抑圧からの解放〟超えて挑発
「レイブンズ」 写真家・深瀬昌久の人生と異形の愛