ディズニーの不朽の名作「リトル・マーメイド」を実写映画化した本作。人魚姫アリエルを演じるのは、高い歌唱力を持つ新人ハリー・ベイリー。監督は、「シカゴ」（2002年）でアカデミー賞6部門に輝くロブ・マーシャル。楽曲はアニメーション版から続きアラン・メンケンが担当、さらに今回、「モアナと伝説の海」（2016年）や「ミラベルと魔法だらけの家」（2021年）などで新たなディズニーの音楽を担うリン＝マニュエル・ミランダが参加している。

海の王国を司るトリトン王の末娘であり、世界で最も美しい声を持つアリエル（ハリー・ベイリー）は、嵐に巻き込まれ溺れかけていた人間のエリック王子（ジョナ・ハウアー＝キング）を救うため、掟によって禁じられている人間の世界へと足を踏み入れる。長らく憧れを抱いていた世界に足を踏み入れたことで、彼女はその世界への思いを抑えきれなくなり、海の魔女アースラ（メリッサ・マッカーシー）からの提案された恐ろしい取引を交わす。その内容とは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、持ち前の美しい声をアースラに差し出すというものだった。

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