ザ・ルーム・ネクスト・ドア

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公開日: 2025年01月30日

ザ・ルーム・ネクスト・ドア

「パラレル・マザーズ」(2021年)や「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」(23年)のペドロ・アルモドバル監督による、スペイン映画として初めて第81回ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞したヒューマン作品。

若いころ同じ雑誌社で一緒に働き、親友同士だったイングリッド(ジュリアン・ムーア)とマーサ(ティルダ・スウィントン)。イングリッドは小説家として成功し、マーサは戦場ジャーナリストとしてキャリアを重ねていた。長らく別々の人生を歩み、音信不通だった彼女たちだったが、マーサが子宮頸がんで闘病していることをイングリッドが知ったことから、再び人生が重なる。再会した2人は、会っていない時間を埋めるように病室で語らう日々を過ごすが、治療を拒み自らの意志で安楽死を望むマーサは、〝その日〟が来る時に隣の部屋にいてほしいとイングリッドに頼む。悩んだ末に彼女の最期に寄り添うことを決めたイングリッドは、マーサが借りた森の中の小さな家で暮らし始める。そして、マーサは「もしドアが閉まっていたら私はもうこの世にはいない」と言い、最期の時を迎える彼女との短い数日間が始まるのだった。

第37回東京国際映画祭の「ワールド・フォーカス部⾨」にて併催される「第21回ラテンビート映画祭 IN TIFF」で上映。

公式サイト: https://lbff.jp/

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