監督・脚本は、井筒和幸監督作品を中心に、岩井俊二監督・武正晴監督・廣木隆一監督作品等での助監督を務めてきた齊藤勇起。完全オリジナルの脚本の本作が初監督作品となる。
13歳の少年、正樹が殺さた。死体は町の中心にある橋の下に無残に捨てられ、小さな町はたちまち不安と恐怖に包まれる。正樹の同級生、春・晃・朔・直哉は、怪しい老人「おんさん」が犯人に違いないと家に押しかけ、1人がおんさんを殺してしまう。そして彼はおんさんの家に火を放ち、事件は幕を閉じた。時は過ぎ、晃は刑事になり、父の死をきっかけに町に帰ってきた。ほどなく、一人の少年が橋の下で正樹と全く同じように死体で見つかる。晃は少年の殺害事件の捜査で、春と再会する。春は建設会社を営みながら、不良少年たちの面倒を見ていて、殺された少年も春のもとに出入りしていたのだ。晃、朔、春が再会し、それぞれが心の奥にしまっていた22年前の事件の扉が再び開き始める。
©2023「罪と悪」製作委員会
公開日: 2024年02月01日
罪と悪
監督 :
出演 :
脚本 :
2023年 /日本 /PG12
配給 :
公式サイト: https://tsumitoaku-movie.com/
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