うかうかと終焉

公開日: 2023年10月12日

うかうかと終焉

太田雄史監督の長編デビュー作となる本作は、大田監督が結成した社会人演劇ユニット、芝熊(shiba-kuma)の旗揚げ作品として出口明と共同執筆した戯曲が原作。取り壊しの決まった学生寮に住む若者達の最後の5日間を描き、第23回日本劇作家協会新人戯曲賞で新人戯曲賞を受賞した。本作のダブル主演の一人、西島伸太郎役は、⽇本テレビ系列ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に」の公開オーディションで主演を勝ちとった期待の新鋭、西岡星汰。もう一人の主人公で廃寮に最後まで抵抗する最年長の寮生、美濃部軍平役を「ゾッキ」(2021年)や「チェリまほ THE MOVIE~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい~」(22年)、Netflix「今際の国のアリス」「今際の国のアリス2」など、多くの話題作に出演している実力派、渡辺佑太朗が演じる。

5日後に取り壊しが決まっている古い学生寮の1室で、美濃部軍平、児玉香奈枝、前野中吉、渡辺美月、伸太郎が集まり、美月の退寮記念の麻雀大会を開く。翌日は児玉が、その次の日は中吉が寮を出ることが決まっている。5人はそれぞれ、恋愛、卒業後の人生、それまでの学生生活、寮でのできごとなど、後悔や悩みを抱えながら最後の日々を送る。

©️「うかうかと終焉」製作委員会

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