旧ソビエト連邦グルジア共和国(現ジョージア)のトビリシに生まれ、新天地パリでカンヌ、べネチア、ベルリンなど世界各国の映画祭で数々の賞を受賞したオタール・イオセリアーニ監督。パリに拠点を移してからの初長編作品。1984年、べネチア国際映画祭審査員特別大賞受賞。
18世紀末の絵皿と貴婦人の裸体画をめぐる物語。パリの女画廊主と愛人の技師、銃砲店主、美容師、警視、空き巣の父子、過激派の音楽教師、娼婦、暗殺者のアラブ人、ホームレスなどが重層的に描かれる、とぼけた味わいの群像劇。
オタール・イオセリアーニ監督の足跡をたどる特集上映「オタール・イオセリアーニ映画祭~ジョージア、そしてパリ~」(2023年2月17日〜)にて日本劇場初公開。
公開:2023年2月17日
配給:ビターズ・エンド
公開日: 2023年02月16日
月の寵児たち
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1983年
配給 :
公式サイト: https://www.bitters.co.jp/iosseliani2023/#
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