安藤サクラが主演し、日本アカデミー賞最優秀主演女優賞のほか、国内外で21の映画賞を獲得した「百円の恋」（2014年）の中国版リメーク。国民的人気のコメディアン兼女優のジャー・リンが主演・監督を務め、2024年の春節期のナンバーワンヒット。世界累計興行収入では740億円を超える大ヒットとなった。

32歳無職、実家で引きこもり生活を送るドゥ・ローイン（ジャー・リン）は、何をするにも人任せでだらしない怠け者。ある日、妹と大喧嘩をし、とうとう家を出る羽目になるが、偶然出会ったボクサーのハオ・クン（ライ・チァイン）に一目惚れ、大事な試合を控えた彼を支えることに生きる希望を見出す。ローインと二人三脚で減量を乗り越え、気合十分で試合に臨んだクンだったが、結果はKO負け。そのままローインの前から姿を消してしまう。テレビ番組でも悪意ある切り取り方をされ、会場からはバッシングを受け、プライドをボロボロにされたローインは、自らがボクシング大会への出場を決意する。

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