イギリス出身で2016年に京都フィルムメーカーズラボを卒業したKenjo監督の長編デビュー作。〝偽りの関係〟の若い男女が、夢と現実のはざまでもがきながらも真実の自分を見出していく姿を描くミュージカルドラマ。第5回ジャパンインディーズ映画祭グランプリ賞や、シアトル・インディペンデント映画祭最優秀ビジョナリーフィルムメーカー長編賞・最優秀サウンドトラック賞ほか多数を受賞している。
恋愛に奥手で独身のマサ(川口高志)は、危篤の父を元気づけようと、レンタルファミリーの女優による「偽装妻」を雇う。一方、マサに「妻」として雇われたカナコ(森川由樹)は、さまざまな偽りのキャラクターを演じる日々で、歌手になる夢と現実のはざまで思い悩んでいた。「ニセの夫婦」となった2人はマサの父の見舞いに向かうが、ひょんなことから「妊娠」という嘘まで重ねることになってしまう。マサの父や親族の前では、もうすぐ子供が生まれる夫婦として振る舞い続ける2人だったが、思いがけずマサの父の容態が回復し、2人の偽りの関係にほころびが生じ始める。
©シロクマ・フィルムズ
公開日: 2024年04月12日
夢見びと
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2020年 /日本 /102分
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公式サイト: https://www.shirokumafilms.com/
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